全量買取制度

太陽光発電の固定価格買取制度(太陽光発電売電)について

『固定価格買取制度』とは?

発電した電力のうち、自家消費して余った分だけを買い取る「余剰電力買取制度」と「全量買取制度」の両方を指す場合がほとんどです。
このうち「全量買取制度」は、再生可能エネルギーで発電した電力の全量を電力会社が一定の価格で買い取ることを義務付ける制度です。これは、太陽光発電を含めた再生可能エネルギーの普及と促進を目指して制定されたもので、適用の対象は「10kW以上設置」の場合に限られています。
●本年度(平成26年度)の買取単価は32円(税別)/kWh、買取期間は20年間です。

平成25年度制度概要 事業者・太陽光発電設置者⇔電力会社⇔消費者

▲「全量買取」は自家消費しない分、買取り金額として収入に反映され「事業性」が高い。
「余剰買取」は自家消費する分、電気料金の削減と、環境貢献等の企業イメージアップにもつなげられます。

20年間の買取りに信憑性は?

電力会社より公開されている「太陽光発電設備設置にともなう系統連系および電力購入に関する契約要綱の解説について」の中で、「契約期間について」という項目に『経済産業大臣が定める「調達期間」内は,同法に基づき経済産業大臣が定める「調達価格」を適用』、『「調達期間」内において,当社からの「申出」により,料金単価を変更することはございません。』とあり、20年間はその年度で定めた適用額で、電力会社からはこれを変更することがない、ということになります。

(例)500kW設置した場合の償却期間と売電額について

平成25年度の買取価格で500kW設置導入した場合、20年という事業期間において、実際償却までどれくらいかかって、何年分の発電量が収益になるのでしょうか。

500kW設置の場合(参考例)

※設置費用には、現地調査、設計費用、電力会社への協議申請、太陽電池モジュール、パワーコンディショナ、集電箱、架台、配線ケーブル、工事費と、運転開始後1年間のメンテナンス費用が含まれます。
※設置場所の環境や条件、施工方法などによって工事費が変動します。
※メンテナンス費用などのランニングコストは償却年数には含みません。

一例になりますが、およそ7年で設置費用を償却できることになります。さらにグリーン投資減税などの税制優遇措置が加われば、償却期間はもっと短縮します。買取期間は20年間ですので、残りの約13年間分の売電収入はお客様の収入となります。
もっとも、より高い収益性を維持するには、メンテナンスが欠かせませんし、エラーが起こった際の対応の他にも、定期的な点検を行うことがより安定的な発電を維持するのには不可欠です。

弊社では、実績によるデータ解析と豊富な提案力により、お客様の状況や目的に合わせて、20年間の事業収益性や利回りといった観点にそった提案書をお作りさせていただきます。
ご不明点や質問がございましたら、メールやお電話で随時受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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